トヨタ自動車など、グループ関連企業13社で構成する「トヨタグループ災害Vネット」は、豊田市社会福祉協議会などの各種団体と共同で、10日、11日に、豊田市と避難所協定を結んでいるトヨタスポーツセンターで、災害ボランティア体験イベントを開催する。
トヨタグループ災害Vネットは、2003年4月にトヨタボランティアセンターを事務局として立上げた。自然災害発生時に人やモノなど企業の強みを活かし、ボランティアとして被災者や被災地の自立復興支援を行うことを目的に設立したもの。
今回実施する災害ボランティア体験イベントは、けが人の救護、障害者のサポート、アマチュア無線の活用、非常食、密着スペースで寝袋での就寝などを体験する。また、名古屋大学大学院の福和教授による講話「地域の地震防災力向上」などを通して、災害弱者について考え、災害時のボランティアについての意識向上を図る。
