ホンダが26日発表した2005年3月期の単独業績によると、04年度の国内の四輪車売上台数は72万5000台と前年並みとなった。05年度は前年度にくらべ3.4%増となる75万台の確保を目指す。
04年度は登録車の売上台数が前年度にくらべ2.4%増の46万5000台と増加したものの、軽自動車が同3.8%減の25万9000台にとどまった。軽は市場が堅調なこともあり販売増を予想していたが、スズキ、ダイハツ、日産などが積極的な販売を展開した影響でマイナスとなった。
05年度の計画は、登録車が前年度にくらべ9.5%増の51万台となる。『ステップワゴン』や『シビック』の全面改良による上乗せを狙う。一方、軽は7.6%減の24万台と、さらに減少を予想している。