トヨタの白川郷自然学校が開校

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トヨタ自動車が、岐阜県白川村に建設を進めていたトヨタ白川郷自然学校が完成し、2日に開校式が実施された。

開校式には、古田肇岐阜県知事、環境省の炭谷茂事務次官、地元白川村の谷口尚村長をはじめ、行政やNPO、地元関係者など多数の来賓に加え、同校校長の稲本正氏、張富士夫トヨタ自動車社長など、約100名が出席した。

開校を記念して、32年前に豪雪で馬狩地区から集団離村された10家族を招待し、「自然との共生」「地域との共生」を目指す当自然学校の取り組みを紹介する。

トヨタは、同校では、環境NPOや地元白川村と協力関係を築きながら、「自然体験」「伝統文化体験」「環境技術体験」を三本柱とする自然体験型プログラムを用意し、世界遺産に登録されている合掌集落・白川郷の文化と白山麓の豊かな自然のもとに、子供や白川郷を訪れる観光客に自然と触れ合う場所を提供する。

また、宿泊可能な施設を活かして、国内外の環境NPOが集い、交流を深め、活動する場を提供するとともに、周辺に生息するギフチョウやベニバナヤマシャクヤクなどの貴重動植物の保護に努めるなど自然環境保全に資する活動を行うと、している。

《レスポンス編集部》

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