トヨタ自動車が28日発表した2月の生産・販売実績によると、新モデル効果が出ている国内販売はシェア(トヨタ単体、登録車市場)が45.9%と2月度としては過去最高を記録した。
また海外生産もほぼ全地域で増加、前年同月比13.4%増の22万972台と、同月では最高となった。
国内販売は3%増と小幅の伸びだが、全体需要が低迷しているため、シェアは前年同月より1.9ポイントも伸ばした。
日野自動車、ダイハツ工業を含むグループの総市場に占めるシェアは、ダイハツが軽自動車シェアでトップになったこともあり、42.4%と2月としては最高を更新した。海外生産は北米やアジアが好調で前年同月比では38カ月連続の増加となった。