【三菱自動車再生計画】首脳交代を発表

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【三菱自動車再生計画】首脳交代を発表
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三菱自動車工業は28日、三菱グループ3社による資本増強や首脳陣の総入れ替えを含む「事業再生実行計画」を発表した。

28日付で、三菱重工業の西岡喬会長(68)が三菱自動車の会長を兼務、社長には三菱商事から昨年派遣されていた益子修常務(55)が昇格した。昨年4月から6月にかけて就任した岡崎洋一郎会長、古川洽次副会長、多賀谷秀保社長はいずれも同日付で退任した。

再建策で三菱重工、三菱商事、東京三菱銀行の3社は今年度中に合計で2700億円の追加増資を引き受ける。3社の持ち株比率は34%になり、経営権を掌握する。

このうち三菱重工の出資比率は15%に引き上げられ、西岡会長の会長兼務により三菱自動車を持ち分法適用会社とする。これにより三菱グループが「総力をあげて再建を支援する」(西岡会長)ことを鮮明にする。

《池原照雄》

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