給油代を踏み倒し、高速道路を逆走し事故

自動車 社会 社会

21日、徳島県内の徳島自動車道・土成インターチェンジ(IC)で、乗用車が下り車線への進入路を逆走し、順走してきたワゴン車と正面衝突した。男は事故の前、ガソリンスタンドで給油代金を支払わずに逃走、徳島道本線でUターンを繰り返しパトカーから逃げようとしていた。

事故によって乗用車は炎上。運転していた男は徒歩で逃走を続けようとしたが、駆けつけた警察官に逮捕されている。

徳島県警・高速隊によると、事故が起きたのは21日の午前9時20分ごろ。土成町吉田付近の徳島自動車道・土成ICで、下り線の進入路を走行していた55歳の男性が運転するワゴン車が、逆走してきた乗用車と正面衝突した。

この事故によって2台は大破。乗用車は漏れたガソリンに引火して直後に炎上した。ワゴン車を運転していた男性は足の骨を折って身動きが取れない状態となったが、乗用車を運転していた27歳の男はクルマから降りて徒歩で逃げ出した。

しかし、後を追ってきた高速隊員が身柄を確保し、男は業務上過失傷害の現行犯で逮捕されている。

男は事故の約30分ほど前、北島町内のガソリンスタンドで給油を行った際、代金を支払わずに逃走、藍住町内の藍住ICから徳島道に入り、本線で数度のUターンを繰り返してパトカーを振り切ろうとしていたという。

進入路の逆走もこの一環だったとみられており、男は逃走中に事故を起こしたことを大筋で認めている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース