【スバル R1 発表】ターゲットは父と娘

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富士重工業が24日発表した『R1』は、軽自動車規格を意識せず「パーソナルユースの価値を追求した」(竹中恭二社長)斬新なコンセプトとなった。

ターゲットとするユーザー層について竹中社長は「軽自動車ユーザーの主流である若い女性と、団塊の世代を中心とした高齢層の2極化を意識した」と言う。

ちょうど父と娘の組み合わせともなるユニークな顧客層を想定している。団塊の世代については、定年が近づき「新たな生活スタイルに入る際に、注目されるのではないか」(竹中社長)と見ている。

団塊の世代は小中学生時代に、スバル360をわが家のマイカーにと、憧れた世代でもある。質感も高齢ユーザーが乗っても恥ずかしくないレベルではある。竹中社長自身も団塊の世代だけに、同世代へのラブコールに余念がない。

《池原照雄》

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