【東京国際自転車展04】最先端の素材をどうぞ

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自動車で軽量化といえば、最近の流行はフレームやボディパネルをアルミにすること。しかし軽さが性能向上に欠かせないモーターサイクルや自転車では、アルミフレームはいまや珍しくない。

村山コーポレーション有限会社(長野県長野市)と三協アルミ二ウム工業株式会社マグネシウム事業推進室(富山県新湊市)が共同で開発した三輪車のプロトタイプでは、フレームにマグネシウム中空押し出し材が用いられている。

プラスチックなみの比重でチタンに相当する強度を持つマグネシウムを使えば、アルミ以上の軽量化が可能となる。

しかし反面、耐食性に劣り、また溶接や曲げなどの加工が難しいという特性を持っており、このプロトタイプでは部分的にアルミを使用することで解決している。

三協アルミ経営企画本部マグネシウム事業推進室・企画用途開発グループの余西憲夫グループリーダーは「素材コストはアルミもマグネシウムもそう変わらないが、加工の難しさがマグネシウム部品のコストを押し上げ、普及の妨げとなっていた」と説明する。

このプロトタイプでは、マグネシウムのさまざまな用途の可能性をアピールする目的があったようだ。

「今後は自転車メーカーと、マグネシウム部品の製造工程も含めて話し合っていきたい」と余西グループリーダー。いずれはマグネシウム・フレームの自転車もあたりまえになるかもしれない。

11月19−21日、東京・有明のビッグサイトで開催された東京国際自転車展に出展。

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