保険契約手続きを完全電子化…三井住友海上

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三井住友海上火災保険は11日、自動車保険などの契約手続きや保険料払い込みを完全電子化した新保険契約プロセス「モバイルMS1」(エムエスワン)を2005年1月から導入すると発表した。

代理店に導入する携帯端末で、保険契約手続きや保険料払い込みを行う。契約者は申込書の記入や銀行印の捺印が一切不要になり電子サインで保険契約を完了する仕組み。

保険料の払い込みはキャッシュカードで行え、従来のような面倒な口座振替登録を不要とした。また、現金決済を利用している契約者に対してはデビッド決済によりキャッシュレス化できるようにした。

保険業界で契約手続きや保険料決済を電子化するのは同社が初めて。代理店の保険契約手続きの煩雑な業務を大幅に簡素化するとともに、迅速で確実な契約手続きを実現し、顧客満足度を向上させる。

自動車保険のほか、火災・傷害・生命保険の契約手続きにも採用していく。

《編集部》

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