三菱自動車が8日発表した2005年3月期の中間決算は、最終損益が1462億円の赤字になった。品質問題による国内での大幅な売上台数減少が業績に大きく響いた。
売上高は前の年の同じ時期にくらべ11.3%減の1兆708億円となった。営業損益は635億円の赤字、経常損益は977億円の赤字だった。営業赤字幅は前年同期にくらべ若干縮小したもの、品質問題による国内での売上台数の減少が大きく影響した。
売上台数は国内が前年同期にくらべ48.9%減の9万台、海外は北米が落ち込んだ一方で欧州、インドネシアなどが増え、同2.3%増の58万1000台となった。国内合計では同9.8%減の67万1000台だった。