【新聞ウォッチ】相次ぐ大型台風、損保業界の経営も直撃

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年10月21日付

●クラッチ欠陥、「事故隠し」さらに197件 三菱ふそう「故障として処理」(読売・39面)

●台風死者26人、不明32人、舞鶴 バス水没、屋根に避難(朝日・1面)

●ホンダの熱電併給器、ドイツで受賞、世界初家庭向け、日本国内限定販売なのに(朝日・12面)

●常勝トヨタF1は「我慢」「まだまだ実力不足」(朝日・13面)

●台風ラッシュ、損保悲鳴、保険金支払い経営圧迫(産経・11面)

●原点回帰、ワークスカラー、レースのホンダ復活(東京・8面)

●愛知万博グッズいかが、日本橋三越(東京・9面)

●ブランド名も模倣もダメ、HONDA→HONGDA 経産省輸入差し止め拡大へ、関税定率法改正へ調整(日経・7面)

●三菱ふそう整備員増員、リコール対策5000人に(日経・12面)

ひとくちコメント

大型の台風23号が上陸、京都府舞鶴市では国道175号が冠水し、立ち往生していた観光バスの乗客がバスの屋上に避難。名古屋で開催中のITS世界会議のイベントも中止となったり、広島市でも軽自動車が強風で倒れた木の下敷きになるなど、各地で被害が続出している。

きょうの読売、朝日、毎日、東京が1面トップ、各紙が社会面で被害状況を報じている。

こうしたなか、産経は経済面で「台風ラッシュ、損保悲鳴、保険金支払い経営圧迫気」という気になる記事を掲載している。上陸のたびに全国で台風被害による保険金支払いが発生し、今年度は損保業界全体で早くも5000億円規模に達する見込みだという。

自動車も最近はカーナビなど電子部品が多く使われており、被害が広がる傾向にあると分析している。台風ラッシュは上向き傾向にある日本経済にもじわじわと悪影響を及ぼしているようだ。

《福田俊之》

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