アップルインターナショナル、ホンダ系ディーラーと資本・業務提携

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中古車販売大手のアップルインターナショナルは7日、同日開催した取締役会で、ホンダ系ディーラーを中心に自動車販売関連事業を展開するVTホールディングス(高橋穂社長、愛知県東海市)の株式を取得するとともに業務提携することを決議したと発表した。

VTホールディングスの自己株式を買い付けることにより、発行済み株式の1.76%にあたる9万3000株を1株3137円で取得する。取得総額は2億9174万1000円で、7月26日に払い込む。業務提携の具体的な内容については、8月上旬にも契約を締結する。

アップルは、VTホールディングスの子会社であるトラストと、従来から輸出事業を中心に取引関係がある。今回の資本・業務提携はこの取引関係をより強化するもの。

アップルにとっては、日本車の中古車ニーズが拡大する東南アジアや中国向けの商品仕入れ先を確保できるというメリットがある。また、トラストはアフリカ地域に強く、アジアを中心に展開するアップルと地域的な相互補完により、輸出車流通の円滑化が見込めるとしている。

《編集部》

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