パンクをめぐる刺殺事件、容疑者は過去にも器物損壊?

愛知県警は8日、「クルマのタイヤをパンクさせた」と追及された男が、被害に遭ったクルマの所有者を刺殺したという事件の容疑者として愛知県弥富町内に在住する28歳の男を殺人容疑で指名手配した。

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愛知県警は8日、「クルマのタイヤをパンクさせた」と追及された男が、被害に遭ったクルマの所有者を刺殺したという事件の容疑者として愛知県弥富町内に在住する28歳の男を殺人容疑で指名手配した。

男は事件直後から刃物を持ったまま逃走しており、警察ではその行方を追っている。

愛知県警・蟹江署によると、この事件は7日夕方に発生している。同日の午後5時50分ごろ、知人の葬儀を終えて帰宅しようとしていた29歳の男性が、弥富町鎌島両平付近の駐車場に止めていた自分のクルマのタイヤが鋭利な刃物で切り裂かれていることに気がついた。

この男性と一緒にいた2人の友人が「この近所でこんなことをやりそうなヤツはあいつしかいない。俺に心当たりがある」と、近くの家を訪問。この家に住む28歳の男に対して「あれ、お前がやったんだろう?」と謝罪と弁償を要求した。

男は当初、2人の追及に対して「知らない」という言葉を繰り返していたが、次第に興奮しだし、助手席に座っていた所有者の男性に近づくと、いきなりナイフで左胸を刺し、そのまま刃物を持って現場から走り去った。

男性はすぐに病院へ収容されたが、心臓付近を刺されており、出血多量によるショックで死亡した。

警察の調べでは「心当たりがある」と最初に言い出したのは、現場で男に謝罪を要求していた友人の1人で、犯行に及んだ男とは中学時代の同級生だった。男は過去にも同様の事件を行っていたと近所で噂されており、友人は切り裂かれたタイヤを見た段階で以前にも同様の犯行が近所で行われていたことを思い出し、男のところに行って謝らせようと提案したという。

警察では男の犯歴を再確認するとともに、殺人容疑で男の逮捕状を取り、その行方を追っている。
《石田真一》

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