免許取立て少年、大型トラックと正面衝突

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2日未明、山梨県身延町内の国道52号線で、18歳の少年が運転する軽自動車がスピードを出しすぎたことが原因で対向車線側に逸脱し、大型トラックと正面衝突する事故が起きた。この事故で軽自動車は大破して、乗っていた少年2人が死亡している。

山梨県警・南部署の調べによると、事故が起きたのは2日の午前1時ごろだという。身延町梅平付近の国道52号線で、18歳の少年が運転する軽自動車が対向車線側に逸脱したまま走行し、正面からきた54歳男性の運転する大型トラックと衝突した。

軽自動車は衝突によってフロント部分を中心に大破し、運転していた少年と助手席に乗っていた18歳少年の2人がともに全身を強く打って即死している。

現場は軽自動車側から見た場合には緩やかな下り坂となっている。トラックの運転手は「かなりの速度で対向車線側にはみ出してきた」と供述しており、警察では運転していた少年がスピードを出しすぎ、直前のカーブを曲がりきれず、そのまま対向車線側を逸脱するように走行していたのではないかとみている。

少年は事故の10日ほど前に運転免許を取得したばかりで、取得後に公道で運転した経験はわずかだったという。

《石田真一》

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