日産ブースでは、NISMO(ニスモ、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル)などのパーツを装着したクルマが展示されていた。内外装だけでなく、エンジンのパフォーマンスアップを図っているのが特徴だ。
展示された『マーチ』の「S-tune」(Sチューン)は2月発売予定のもの。価格は東京地区で159万3000円。当初からニスモのパーツが装着され、エンジンも「スポーツリセッティング」が施されている。
基本パッケージでは、チューニングされたエンジンコンピュータのROMやイリジウムプラグ、スポーツ触媒付きのステンレス等長エキマニ、専用マフラー、さらに軽量鍛造ホイルやスポイラー類、220km/hホワイトメーター、専用グリル、スモークレンズ仕様のランプなどが装着される。
これらの装備のほか、強化クラッチや強化ブレーキをはじめ、さまざまな外装パーツがオプション選択できる。さらに、基本パッケージに含まれるチューニングを含め、ほとんどは今乗っているマーチにも適用でき、すでに販売されたマーチをニスモ仕様にすることも可能だ。
なお、ニスモでは、マーチ以外にも「スカイライン・クーペ」「フェアレディZ」「エルグランド」のS-tune仕様を展示している。
東京オートサロン=『TOKYO AUTO SALON 2004 With NAPAC』は9日から11日までの間、千葉県千葉市の幕張メッセにて開催された。