日本自動車工業会(自工会)の宗国旨英会長は18日の会見で、トヨタ自動車による整備士試験の漏洩問題について「会員企業からこういう事態が起きたのは非常に残念で、(自工会として)大変申し訳ない」と陳謝した。
自工会によると、トヨタは17日に張富士夫社長が自工会に対して陳謝、18日の理事会では自工会理事の岩月一詞副社長が事情説明などを行った。トヨタは当面、自工会のサービス部会などへの出席を辞退する意向も伝えているという。
宗国会長は、自工会としての再発防止について「トヨタからの報告に基づいて問題点などを共有し、各社で真剣に考えていきたい」と述べた。