国土交通省は9日、今上半期(4−9月)の低公害車登録状況を公表した。低公害ガソリン車(1−3ツ星)や電気自動車、CNG車、メタノール車の登録台数(軽自動車をのぞく)は119万3451台。総登録台数に占める割合は64%と、前年同期の57%から上昇した。
なかでもグリーン税制の対象となる「3ツ星車」が大幅に増え、前年同期の約2倍、90万6513台が売れた。新車の2台に1台が3ツ星車だった計算だ。
政府・与党は来年度のグリーン化税制見直しの真っ最中。あまりに減税対象が増えたため、優遇を見直す方向で検討しており、自動車業界は「低公害車の普及は必要」と反発しており、見直しの内容が注目される。