日産自動車は、2002年に市場投入した『フェアレディZ』、今年10月に発売した『フェアレディZロードスター』の生産工場を、来年1月から追浜工場から栃木工場に移管すると発表した。
追浜工場では、『マーチ』、『キューブ』など、Bプラットフォームの小型車を生産しているが、プラットフォームの異なるフェアレディZも同じラインで生産していた。
生産効率を改善するため、フェアレディZと同じプラットフォームの『スカイライン』などを生産している栃木工場に移管する。
今回の移管によって追浜工場は小型車を量産する生産性の高い工場、栃木工場は大型の後輪駆動車を中心とした高級車、高性能車の工場となって、工場負荷の平準化が図れ、日産全体として生産効率が上がると、している。