【誕生! 石原国交相】「聞いてないよー」道路局に衝撃

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思いもよらなかった石原大臣の出現に、国交省、とくに道路局幹部は「これは大変だ…」と衝撃が走っている。なにせ、石原大臣は道路公団改革の経緯を知り尽くしている。

“素人大臣”なら、事前のレクチャーで国交省応援団に仕立てることもできたが、今度ばかりはうまくいきそうもない。ある職員は、昨年、行革担当大臣だった石原氏が道路族との調整に苦心したことをあげ、「自民党をまとめきれるかどうか…」と不安を口にする。

かといって、道路局長ら幹部みずから道路族と派手に“調整”すれば、石原氏の逆鱗に触れること必至。来年の通常国会に出す道路公団の民営化法案についても、石原氏は「あるのかないのか、あるならどうなっているのかキチンと説明してもらう」と明言しており、建設推進色の濃い法案なら大臣から見直しの指示が出ることは明らか。

国交省内は不安と動揺を隠しきれない様子だが、一般ドライバーにとっては、石原氏のリーダーシップと手腕に期待したいところだ。

《編集部》

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