【新聞ウォッチ】『オートモーティブ・ニューズ誌』、日産の5人を高評価

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【新聞ウォッチ】『オートモーティブ・ニューズ誌』、日産の5人を高評価
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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2003年7月7日付

●社説・排ガス、低公害車の誘導策を(朝日・2面)

●介護報酬改定後も「移送サービス」混乱続く、厚労省は「介助」国交省は「白タク」(毎日・2面)

●で、どうなった? 天然ガス自動車、個人所有者、ほぼ皆無、スタンド整備など課題(毎日・9面)

●日本経団連、訪欧団が出発(産経・4面)

●曙ブレーキ、工場勤務社員の賃金、部署の生産性を反映、共同作業考慮(日経・11面)

ひとくちコメント

きょうの紙面は注目記事が見当たらないため、週末の気になる話題をひとつ。米国の自動車専門誌『オートモーティブ・ニューズ』(電子版)は、自動車業界で活躍した経営者を選ぶ今年の「自動車業界のオールスター」を発表したが、最高位に当たる「2003年のCEO(最高経営責任者)」と「アジアのCEO」には、日産自動車のカルロス・ゴーン社長が選ばれた。5日付の日経朝刊が「阪神並み? 日産最多の5人」という見出しで取り上げている。

同誌の記者と編集者が投票で20人の経営者を選んだというが、日産では、ゴーン社長のほかに、“億万長者プレーヤー”といわれるティエリー・ムロンゲ前副社長兼最高財務責任者、中村史郎・デザイン担当常務ら4人の幹部も選出され、日産だけでも5人の経営陣が選ばれている。

一方、トヨタはジェームズ・プレス常務役員だけが選ばれ、奥田会長、張社長の名前はなかった。ゴーン社長の卓越した「経営力」は非の打ちどころがないとしても、同誌の選定基準をもう少しくわしく調べてみる必要がありそうだ。

《福田俊之》

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