米国の調査会社であるJDパワー・アンド・アソシエーツは6日、米国で販売された車の2003年度初期品質調査結果を発表した。新車100台当たりのユーザーによる問題指摘件数を指数化したもので、企業別ランクではトヨタ自動車が5年連続してトップとなった。昨年度2位だったホンダはポルシェなどドイツ勢に抜かれて4位に後退した。
このほかの日本勢では、日産自動車が昨年度の9位から6位にランクアップした。またスズキも14位から11位に上昇したものの、スバル(富士重工業)は昨年度と同じ12位、三菱自動車は8位から13位に下げた。各メーカー平均の指数は133だった。
一方、ブランド別ではトヨタのレクサスが指数76と圧倒的な信頼性を見せてトップ。2位はキャデラック(103)、3位には日産のインフィニティ(110)が躍進した。ホンダのアキュラ(111)は僅差で4位となった。ブランド別の平均値は133だった。
●2003年度米国販売車初期品質ランキング(メーカー別指数)
1. トヨタ 115
2. ポルシェ 117
3. BMW 124
4. ホンダ 128
5. GM 134
6. 日産 135
7. フォード 136
8. ダイムラークライスラー 139
9. フォルクスワーゲン 141
10. ヒュンダイ 143