経済産業省傘下の独立行政法人、産業技術総合研究所が50億円をかけて建設していた『環境調和型ディーゼルシステム共同研究センター』がこのほど完成した。調低濃度排出ガス対応の試験設備や、排ガス中に含まれる“ナノ粒子”の人体への影響などを研究できる、世界でも最先端の設備を整えた施設だ。センターでは、ポスト新長期規制をぬらんだ先進技術の研究と、トラックメーカーの開発を支援する実用性評価研究を行う予定だ。