1月31日に日本プレビューを果たしたベントレー『コンチネンタルGT』のエンジンは、グループ企業のフォルクスワーゲン(VW)が開発した6.0リットルW12エンジンだ。ただしイギリス、クルーにあるベントレーの開発本部でかなり手が加えられている。
W12はVR6=狭角15度V6(シリンダーブロック/バンクは1列)エンジンを2基、さらにV字型に連結したレイアウトだ。外観からはV12と呼んでも差し支えない。従来のV12よりクランクシャフト方向の長さが、コンチネンタルGTのような縦置きレイアウトだと車体前後方向が短くなる。
コンチネンタルGTはベントレーで新規開発され、VW基本設計のW12エンジンも独自にチューンされている。そのせいかリージョナル・マーケティング&コミュニケーション・ディレクターのアンディ・ワット氏は「W12ではないV12だ」という。新生ベントレーをVWのサブブランドと受け取られないためのイメージコントロールなのだろう。ワールドプレミアの際に発行された資料や、日本プレビューで配付された資料ではW12となっている。
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