「テレフォニカ・ダカール2003」(通称:パリダカ・ラリー)は13日、エジプトのシワで休息日を迎えた。9日にクラッシュした篠塚建次郎は13日の夜パリに着き、当地の病院へ入院した。篠塚は空港に到着してすぐに車椅子で救急車へと運ばれたが、話す口調はしっかりしていたという。包帯は取れたものの、右の頬から目にかけて大きな絆創膏が貼られていた。
12日にはチュニジアの病室内を少し歩いたが、当分の間自由な歩行は難しそう。13日朝、再検査を行ったところ、頬骨は骨折の疑いがあり、新たに右足甲の骨が3本折れていることが判明した。パリでは14日にも再検査する予定。
篠塚建次郎は「左足の方が痛いけれど左は打撲、右は骨折ということだった。頬の骨は折れているかどうかさらに検査する。目に異常はなく、頬が腫れているので押されている状態だ。数日で退院できると思う。左手の親指は全治6週間」と語る。
■12日、第11レグ終了時総合成績
マルセイユから5312km走破
シャルムエルシェイクまであと3264km
1:S. ペテランセル/三菱パジェロエボリューション(2)
27時間54分13秒
2:増岡浩/三菱パジェロエボリューション(2)
16分32秒
3:G. ドメビウス/BMW X5(2)
1時間31分47秒
28:片山右京/トヨタ・ランドクルーザー(1)
11時間51分40秒
30:浅賀敏則/トヨタ・ランドクルーザー(1)
13時間12分40秒
53:尾上茂/スズキ・エスクード(2)
22時間52分04秒
1位のタイムは第2レグSS2からのSS合計所要時間とペナルティの合計、(1)=プロダクション部門、(2)スーパープロダクション部門
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