ヤナセアウディは、12月1日から営業を開始したと発表した。ヤナセアウディは、ヤナセとアウディジャパン両社が出資してアウディ専売店を統括する独立した販売会社。1日から営業を開始したが、12月9日に合弁手続きを完了して正式に発足する。
新会社のヤナセアウディは、資本金は7億5500万円で、ヤナセが66.6%、アウディジャパンが33.4%出資した。社長はヤナセの執行役員の菊池顕一アウディ事業部長が就任した。新会社は、ヤナセが運営していたアウディ専売店22店と新規に出店する5店の合計27店舗を統括する。
経営再建を図るヤナセでは、メルセデスベンツ専売店の分社化、GM販売部門の分社化も考えられ、今回のアウディ分社化が将来、ヤナセ再建の試金石になる。