ベルギーGPでは惜しくも入賞を逃したトヨタのミカ・サロが今週末開催のイタリアGPへの意気込みを語った。「モンツァでのレースが待ちきれないよ。パナソニック・トヨタ・レーシングは今ポジティブな状態にある。スパでは両マシン共に完走を果たしたし、6位のエディ・アーバインにはわずか0.4秒差だったわけだからね。TF102は間違いなくモンツァに合うと思うよ」。
99年にイタリアGPで3位表彰台の登ったことがあるサロはその時の情景が忘れられないという。「イタリア人はレースに対してものすごい情熱を持っているから、モンツァは特別な場所。あそこの雰囲気は素晴らしい。ティフォシは基本的にある特定チームしか応援していないけど、関わった全員に対して敬意を抱いてくれるんだ」
「モンツァではレースでの最高の思いでの一つをもらった。99年に3位になったとき、観客がなだれ込んできた。表彰台の前を埋め尽くすファンを目撃したのはすごく特別な瞬間だったよ」とサロ。
先週はモンツァでのテストを行ったとあって、自信を持ってイタリアGPに臨むことができるようだ。サロの引退までのカウントダウンは、残り3戦となる。
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