BARとの4年間契約にサインしたジェンソン・バトンが「より一層ワールドチャンピオンになる自信が出てきた」と意気込みを語っている。
ウィリアムズから衝撃のデビューを飾ったバトンは、その後2年間レンタルという形でルノー（ベネトン）に移籍。今回の契約はおよそ1500万ポンド（約30億円）に登ると見られている。
「僕の目標はワールドチャンピオン。BARはその夢をともに実現できるチームだ。僕のゴールを彼らと共に成し遂げるいいチャンスだ。僕は自分の能力、そして将来の可能性についてとても幸せに感じている。一緒に目標を達成することができたら、最高だ」とバトン。
現在ドライバーズ・ランキングで7位という成績を上げているバトンだが、それだけにルノーから来季以降の不要論をつきつけられた時にはかなりショックだったという。しかしルノーでの2年間は学ぶことが多かったと語る。
「今ではマシンについても、スピードについても、様々な人間と共に作業することについてもずいぶん自信がついたよ。ベネトンでの1年目は難しいシーズンだった。僕も若かったし、すべてが新しいことだらけだったから。でも昨シーズンはドライビングについて多くを学ぶことができた。だからこそその経験が今年の成績になっているんだ」
現在22歳のバトンはBARとともに成長を続けていきそうだ。
