国土交通省道路局は、2002年度のITS施策の概要を発表した。ETCレーンの拡充や走行支援システムの実証実験の実施、道路の光ファイバー収容空間の整備などがポイントになる。
ETCでは、全利用交通量の約90%にあたる約900料金所にシステムを導入。また、前納割引の導入や専用レーン化も施策のポイントの一つとなる。
また、第ニ名神高速(三重県)などで走行支援システムの実証実験を実施するほか、道路の光ファイバー収容空間を新たに1200km整備し、全国市町村の約5割をカバーする予定である。道路管理用光ファイバーの民間への開放も開始する。