日産自動車は、同社の2000年度の環境対応の実績をまとめた「2001年3月期環境報告書」を発行した。
2000年度の活動成果として、(1)世界一のクリーンな排出ガスのガソリン車『ブルーバードシルフィー』の発売と燃費向上に貢献する直噴エンジン及びCVTの採用拡大、(2)生産工場でのCO2排出量と生産額当たり廃棄物量の2000年度目標達成、(3)販社の環境保全活動を強化する「日産グリーンショップ認定制度」認定開始及び中古・再生部品「日産グリーンパーツ」販売網の全国展開完了。
また、昨年度版と比較して工場ごとのPRTRの開示、地下水・土壌の汚染予防に関する記述と各事業場の環境調査結果などを記述して内容を充実したとしている。