6日に発表されたトヨタの新型車『ヴェロッサ』は、NAVI・AI-SHIFTを一部車種で設定した。これは、ナビからの前方コーナー情報と車速センサーやスロットル開度などによる勾配情報など、様々な情報に対応して、4速から3速へのシフトダウンを実施するもの。
ナビによる経路案内を行っていないときでもシフト制御を可能とし、的確なエンジンブレーキやスムーズな加速により、快適なドライブのサポートを実現した。5SuperETC車に設定されている。
ナビは、DVDを採用し、素早い経路検索やピンポイント的な住所検索を可能とした。また、リアルな市街地図表示や、豊富なレーンリストも持っている。FM多重放送チューナーを内蔵しているので、FM/VICSの他に、高度な自車位置測位を可能とするDGPSにも対応している。ディーラーオプションで、ナビだけでなくエアコンなどの操作も音声で行えるボイスコントロールにも対応可能。
他に、ビーコンVICSレシーバーやトヨタ情報システム「MONET」への接続(ハンドフリーシステム対応)、ETC車載器など、様々なITSに対応可能だ。