トヨタをはじめとする異業種コラボレーションブランド『WiLL』。日本ではWiLL Viがすでに市場に投入されているが、第2弾モデルがアメリカで発表された。戦闘機ステルスをイメージした、という斬新なデザインはアメリカでこそ人気を得そうなユニークフェイスだ。
開発は、トヨタ内部に97年に設立された若者をターゲットとするトレンドキャッチグループ、VVCとのベンチャーで行われた。若者の志向を捕らえる工夫が満載だという。スポーティ5ドアカーだが、クーペのようなシルエットをもち、遊び心に満ちている。
インテリアも戦闘機を思わせる赤いゲージの表示に、センターコンソールはドライバーに向いて傾斜している、という凝りかた。パワーも十分で、1.8リッター4シリンダーエンジンは『セリカGT-S』と同じもの。 ギアボックスもステアリングホイール上に配されたボタンでATをMTのように操作できる
日本では近々の発売予定だが、アメリカでの販売予定は現在のところ未定だ。