フランスのコーチビルダー、ウリエーズのブースに飾られていた、BMW『3シリーズ』をベースにしたハードトップ・コンバーチブルのスタディ。キドニーグリルではなく妙なグリルがついていたことからわかるように、ウリエーズの自主提案である。
同時にプジョー『206CC』が飾られていたのは、ウリエーズがこの折りたたみ式ハードトップを開発し、生産するからだ。そこで同じ技術を用いてBMWでもどうですか、と持ちかけたわけだ。
ウリエーズ(フランス語読みだと「ウーリエ」になりそうだが、会社のスタッフに確認)は、シトロエン『XM』や『エグザンティア』のブレク(ワゴン)、『サクソ』やプジョー『106』のEV仕様など派生車や、緊急自動車のボディを製作する、フランスでは大手かつ老舗のコーチビルダーだ。