フェラーリは、来週から始まるパリ・モーターショーで『550マラネロ』のオープントップ・バージョンを披露する。auto-ASCII24では一足早くウェブ上で写真発表会だ。
新型車は、正確には『550バルケッタ・ピニンファリーナ』というのが車名だ。1952年以来フェラーリとは緊密な関係にいるカロッツェリア、ピニンファリーナの創立70周年を記念して企画されたクルマである。2001年に多くても200台が作られるのみで、1台1台にピニンファリーナのボス、セルジオ・ピニンファリーナのサインが入る。
550バルケッタは他のどのフェラーリよりも過激な、そして究極のクルマにしあがっているという。最高速度は300km/h、バルケッタの伝統に忠実に従って、ウインドスクリーンはベルリネッタ(クーペ)より100mmほど短くなっている。そして出先で雨が降り出したとき、家まで濡れないためだけの、つまりきわめてシンプルな手動開閉式のソフトトップが用意されている。