マイクロソフトとデンソー、ITSカーナビのOS開発で協力

自動車 テクノロジー ITS

米マイクロソフトとデンソーは6日、SAEコングレスにおいて、次世代カーナビとITS関連機器の開発で協力すると発表した。ナビゲーション・システムについて、ウインドウズのようなオープン・プラットフォームを構築するのがねらい。標準化が進展すれば、カーナビやITS関連機器の開発コストを低減できるという。

マイクロソフトは、「Windows CE」を基にした自動車向けOS「Windows CE for Automotive」を開発中であり、ハンズフリーコミュニケーション、インターネット情報へのアクセス、緊急通報等のサービス提供を意図している。

マイクロソフト社自動車事業部のプロダクト・ユニット・マネジャー、ボブ・マッケンジーは「デンソーと緊密に協力することにより、自動車産業が我々のような技術パートナーに何を望んでいるかが理解しやすくなる。そして現在、将来の需要に答える製品開発に加速を付けたい」と語っている。

《高木啓》

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