ヤナセは3日、ヨーロッパで人気を集めているオペルのミニバン「ザフィーラ」を4月8日から発売すると発表した。
ザフィーラはアストラをベースにしたミニバンで、スポーティーな走行性能や、全7席を個別に折り畳める装備がウリのクルマ。日本導入にあたっては、国産ミニバンとの競合を意識し、価格をヨーロッパの水準とほぼ同額の288万3000円とした。年間2000台の販売を見込んでいる。
日本で発売するのは排気量1800ccで右ハンドル、4速ATを装備する「CDX」グレード。エンジンはDOHC16バルブで、可変吸気システムを備える。信号待ちなどの停車時に自動でニュートラルへシフトする機構や、直進時に作動を休止する電動パワーステアリングなどを採用して無用の燃料消費も減らした。安全面ではABS連動のトラクションコントロール、運転席と助手席のエアバックはもちろん、サイドエアバッグも標準装備している。ボディカラーはブルー、レッド、シルバー、ブラックの4色。