
駅があった場所に造られた「駅」…北海道の廃線跡にできた民宿を訪ねてみた
ここ数年、北海道内各地では古き良き時代の鉄道を後世に伝えようとする動きが盛んだ。最近ではインターネット募金によるJR北海道711系の保存や、旧深名線沼牛駅の修復といった出来事があったが、もうひとつ見逃せない動きがあった。

旧深名線沼牛駅舎の修復プロジェクト募金始まる…当面200万を目標
1995年9月に廃止され、現在は市民団体が保存活動を展開している深名線の沼牛駅舎(北海道幌加内町)の修繕を行う「北海道 木造駅舎保存プロジェクト」がこのほどスタートした。5月31日からインターネット募金(クラウドファンディング)による資金調達を呼びかけている。

西武鉄道と秩父鉄道、西武秩父発SL列車の運転で記念切符発売
西武鉄道と秩父鉄道は6月、「『パレオエクスプレス×レッドアロー』コラボ記念乗車券」を発売する。

鉄道博物館、新幹線走る在来線機関車「EH800」講演会…6月4日
鉄道博物館は6月4日、JR貨物の講演会「青函共用走行用EH800形式交流電気機関車の開発」を開催する。

北海道・深名線の廃駅舎、保存のため別の廃駅舎を活用へ…ネット募金で資金調達
1995年9月に廃止され、現在は市民団体が保存活動を展開している深名線の沼牛駅舎(北海道幌加内町)で、北海道ちほく高原鉄道の廃駅・上利別駅舎(北海道足寄町)の部材が再活用されることになった。

西武鉄道、東武に先駆けSL列車を「運転」…5月28・29日
西武鉄道と秩父鉄道の2社は4月27日、西武秩父線の西武秩父駅(埼玉県秩父市)を発車して、秩父鉄道の三峰口駅に向かう臨時SL列車を運転すると発表した。運転日は5月28・29日の2日間。SL列車に連絡する臨時列車も池袋~西武秩父間で運転される。

SL復活の東武、30年ぶりディーゼル再来…DE10 異例のセカンドキャリア
乗務員訓練や機材調達など、動きはじめた東武鉄道のSL列車計画。その最後部に連結されるディーゼル機関車 DE10形1099号機は、国鉄時代に関西方面で、JR時代に関東で活躍。東武は「鬼怒川線の急勾配区間をアシストする補助機関車の役目を担う」と教えてくれた。

東武鉄道のSL列車、車掌車やディーゼル機関車も連結…JR5社からかき集める
東武鉄道は4月21日、同社が計画している日光・鬼怒川エリアでの蒸気機関車復活運転について、蒸気機関車と客車のほか車掌車とディーゼル機関車を含む6両編成のSL列車として運転すると発表した。2017年夏をめどに営業運転を開始する。

明知鉄道、SLが牽引する車掌車の乗車体験を実施…5月3日
明知鉄道は5月3日、明智駅(岐阜県恵那市)構内でC12形蒸気機関車(C12 244)がけん引する車掌車(ヨ18080)の乗車体験を開催する。

交通科学博物館+梅小路蒸気機関車館=京都鉄道博物館が報道公開…4月29日オープン
JR西日本が建設を進めてきた新しい博物館「京都鉄道博物館」(京都市下京区)が、一部を除いてほぼ完成した。これに伴い同社は4月1日、同館を報道関係者に公開。一部の保存車両とともにお披露目された。4月29日にオープンする。