月額通信費というネガをクリアし“ヘビーユーザーのための通信ナビ”から脱却して、通信ナビ一般化の先駆けとなりそうなのが、ナビタイムジャパンがこの夏にリリースした『CAR NAVITIME(カーナビタイム)』である。
ナビタイムジャパンは、通信機能付きポータブルナビ「CAR NAVITIME(カーナビタイム)『WND-01K』」を8月11日に発売した。本体価格は4万3800円。通信費用はauの通信契約「誰でも割シングル(特定機器)」の利用でパケット量にかかわらず月額525円の一律料金。
ナビタイムジャパンは、自動車向け通信機能付きナビゲーション専用端末「CAR NAVITIME(カーナビタイム)『WND-01K』」を8月11日から販売を開始する。7月20日11時からウェッブサイトで先行予約を開始した。auオンラインショップとau取扱店でも9月上旬から販売する。
ナビタイムジャパンが5月24日に発表した『WND カーナビタイム』は、通信機能を使って最新の地図データやPOIを基に案内できるポータブルナビゲーション。
メニューボタンと現在地ボタンをハードキーとしたインターフェースはPNDとして一般的なものだ。他機種から乗り換えても戸惑わずに使える一般性を確保しつつ、独自の操作方法も積極的に盛り込んでいる印象を受ける。
ケータイナビで圧倒的人気を誇る「NAVITIME」を提供するナビタイムジャパンが、なんと車載用ポータブルナビ、『WND(Wireless Navigation Device)カーナビタイム WND-01K』を発売した。
ナビタイムジャパンが5月に発表した「カーナビタイム WND-01K」。カーナビタイムは、これまでの通信カーナビとはどのように異なるのか、そして月額525円という通信料をどのように実現したのか。WNDプロジェクトを主導した開発本部企画部の篠原雄大氏に話を聞いた。
『WND カーナビタイム WND-01K』は、通信機能を使って最新の地図データやPOI、コンテンツを利用可能で、auの通信ネットワークを利用するアライアンス型サービス「Link→au」の第一弾の事例となる。
ケータイナビといえば「NAVITIME」がその市場を作り上げたといっていいかもしれない。業界の老舗であり、知名度はもちろん豊富な機能は同業他社と比べてもトップクラス。
『カーナビタイムWND-01K』は、ナビタイムジャパンが携帯電話やPC向けに提供している「ナビタイム」や「EZナビウォーク」と組み合わせることで、さらに便利に使えるようになる。携帯電話で検索した目的地をそのままカーナビタイムに転送できるのだ。
7月下旬からの発売を予定している『カーナビタイム WND-01K』について、ナビタイムジャパンは「WND(Wireless Navigation Device)」と呼んでいる。PNDと同じように見えるが、最大の違いは「通信モジュールを内蔵している」ということだ。
24日に発表されたナビタイムの“WND”(Wireless Navigation Device)、『カーナビタイム』(WND-01K)は、当面auショップおよびカーナビタイムのウェブサイトのみでの販売となる見込み。
「NAVITIME」、EZナビウォーク、EZ助手席ナビなど、通信サービスの国内有料会員数が400万人を突破したナビタイムジャパン。ブースでは、現在の同社サービスを一堂に展示した。
アークブレインとIRIコマースアンドテクノロジーの2社は11月28日に『ハイパーPNDビジネスの近未来図』と題したセミナーを共催する。
ナビタイムといえば、携帯電話向けのナビゲーションサービスを提供している会社だが、今年のCEATECには通信対応のPNDを参考出品している。同社では『WND(Wireless Navigation Device)』と呼称している。