ニチアスが発表した2008年3月期連結決算は、売上高は前年同期比3.0%増の1696億円と過去最高だった。営業利益も同2.2%増の147億円と増益だった。
ニチアスは、三井住友銀行の神谷敬三常勤監査役を4月1日付で常務執行役員として招聘すると発表した。
耐火建材を不正認定していた事実が発覚して、今期の決算が最終赤字となるニチアスは、2008年3月期の期末の配当を無配とすると発表した。
ニチアスは、3月1日付けで工業製品事業本部の組織変更を実施したと発表した。
ニチアスが発表した2007年4 - 12月期の連結決算は、当期損益が131億6300万円の赤字となった。耐火認定不正取得事件で、取替え・改修費用300億円を特別損失として計上したため。
ニチアスは、建材の耐熱性能で不正に認定を取得していた問題で、国土交通省に対して調査結果や再発防止策をまとめた報告書を提出した。
ニチアスは、11月30日付けで自動車部品事業畑の矢野邦彦専務執行役員が社長に就任する人事を発表した。
ニチアスは、融資枠200億円のコミットメントライン契約を締結したと発表した。同社は耐熱建材の認定を不正に取得していたことが発覚、改修や取替え費用によって業績が急速に悪化している。
ニチアスが発表した2007年9月中間期の連結決算は、当期損益が152億3800万円の赤字となった。耐熱材の認定を不正に取得していた問題で、これの改修費用を計上したため。
ニチアスは、耐熱建材の認定を不正に取得、そのため中間期赤字に転落することから、2007年9月の中間配当を無配とすると発表した。
ニチアスは、2007年9月中間期の連結決算の業績見通しを下方修正した。
ニチアスは、建材製品の耐火性能の大臣認定を不正に取得していた事件を受けて、川島吉一社長は耐火認定問題の原因究明対策委員会の報告を確認した上で、今月30日付けで引責辞任、取締役も退任する。
ニチアスは、11月12日に予定していた中間決算の発表を延期すると発表した。11月下旬には発表する予定。
ニチアスが発表した2007年4−6月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比27.2%増の38億円と、大幅な増益となった。
ニチアスは、2008年3月期の連結決算業績見通しを上方修正した。売上高は1680億円を見込んでいたが、1740億円に上方修正した。国内自動車メーカー向けの生産が順調なのに加え、半導体・液晶関連や電力・石油精製、石油化学向けも好調なため。