ビミョーなデザインの車をラインナップ、北京モーターショーに展示している長城汽車だが、さて、コンパニオンはいかがか。
北京モーターショー(今回は20 - 28日に開催)で、他社にデザインが類似したモデルを多数展示し遠来の客を楽しませてくれる長城汽車。オリンピックの開催される同じ町で同じ年に中国代表メーカーのひとつとして、このような展示をしているとは……。
中国の民族系資本の大手、長城汽車のブースは刺激的だ。スズキブースの正面に大きなブースを構える同社だが、どっかで見たことがあるクルマが多く並んでいる。トヨタや日産車にデザインが酷似していると感じるのは筆者だけではないはず。
11月18−27日、北京モーターショーが開催された。中国のコピーデザインの数々を紹介する。われこそは世界の中心、日本をはじめ世界の国々の文化・文明に影響を及ぼした中華のプライドはいったいどこへ行ったのだ。長城汽車(Great Wall)。
長城(グレートウォール)汽車が乗用車参入をねらって披露した3台の概念車(コンセプトカー)だ。その1台、『酷熊』(クールベア)は、新旧トヨタ『bB』の合体版といったスタイリングだ。
長城汽車。英語名:グレートウォール(長城)オートモビル。いまや中国のPUT(ピックアップトラック)市場では20%以上のシェアを握る大手である。しかし、日本のメーカーの間では「デザインのパクリ屋」でとにかく有名。
長城汽車は商用車メーカーだが、近年は中国でも業務用とレジャー用の両方で需要が増えてきたSUVを生産し、勢力を拡大しつつある。北京モーターショーでは屋外に「ミニSUVランド」的なブースを構え、アピールしていた。
長城汽車のベストセラー、『塞弗』(サーフェ)。写真を見て、笑うなり怒るなり自由にしてほしい。
長城汽車(グレートウォール)は日産といすゞが好きなようだ。最新の乗用SUVでもやってくれてます。北京モーターショー(8−16日)に展示された複数車種のキメラをご覧あれ。
中国と聞いて思い浮かべるのは、やはり氾濫するコピー商品だろう。自動車のコピー商品も山のようにあり、驚くべきことにいくつかのメーカーは堂々と北京モーターショー(8−16日)でブースを構えていた。