3月23日からの当週においても、新型コロナウイルス問題の影響によるモータースポーツの日程変更等が続発中。日本時間25日正午時点までの世界ラリー選手権(WRC)とF1世界選手権に関する主な情報更新についてまとめる。
新型コロナウイルス問題の影響で、2020年シーズンをスタートさせられずにいる「F1」と「INDYCAR(インディカー)」。それぞれがバーチャルの世界で当面の代替シリーズをファンのために展開することとなった。
3月19日、今季のF1開催日程に関する情報アップデートが相次いだ。新型コロナウイルス問題の影響により、5月開催予定だったオランダ、スペイン、モナコの各GPの延期がまず公表され、その直後、モナコGPについては大会主催団体がキャンセルを発表している。
鈴鹿サーキットは、10月9~11日に開催する「2020 FIA F1世界選手権シリーズ第18戦 ピレリ 日本グランプリ レース(F1日本グランプリ)」の開催概要とチケット販売について発表した。
3月13~15日のオーストラリアGPを新型コロナウイルス問題の影響で直前にキャンセルするかたちになったF1は、その後、3~4月のバーレーンGPとベトナムGPをともに延期すると発表した。今季開幕は5月末以降になる見込み。
F1の2020年シーズンの開幕戦、F1オーストラリアGPの中止が決定した。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う措置だ。FIA、フォーミュラ1(F1運営団体)、オーストラリアGP主催者の3者が13日、共同で発表した。15日に決勝開催予定だった。
新型コロナウイルス感染拡大が世界的な問題となっているなか、F1でも「無観客」での開催策を採るGPが出た。「バーレーン国際サーキット」が公式ホームページ上で、3月20~22日の今季F1第2戦バーレーンGPを無観客で実施する方針を発表した。