予定の28日午前9時を過ぎてスタート・アンド・フィニッシュラインにやって来たインディ500マイルレースウィナーのウィル・パワー。クルーが磨き上げたウィニング・カーに乗り込み、恒例の撮影会が始まった。
「スピードに問題があったジェイムズと僕の間にはかなりの速度差があり、彼を避けきれませんでした」。第102回インディ500マイルレースをリタイアで終えた佐藤琢磨が談話を発表。
27日、気温30度を超す記録的な暑さの中で迎えた決勝。ポール・ポジションのエド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング)のリードでレースは始まった。注目すべきは、新しいエアロキットを纏って初めてのスーパースピードウェイでのレースという点だった。
インディ500では最終練習日が決勝レースの2日前に設けられている。その昔、キャブレターの調整を行っていたことから「カーブレーション(キャブレーション)デー」あるいは「カーブデー」と呼ばれる。
第102回インディ500決勝前日の26日、スピードウェイでは公開ドライバーズ・ミーティングが開かれ、33人のドライバー一人一人がファンに紹介された。
第102回インディ500マイル決勝レース3日前の24日、全ドライバーがメディアからのインタビューを受ける恒例のメディア・デーを迎えた。ディフェンディング・チャンピオンの佐藤琢磨の周りには国籍を問わず多くの報道関係者が集まった。
「第102回インディアナポリス500マイルレース」(現地27日決勝)の予選が終了し、前年優勝者の佐藤琢磨は予選16位から大会2連覇を目指すこととなった。ポールポジションはエド・カーペンターが獲得している。
インディカー・シリーズ第5戦「インディカー・グランプリ」の決勝レースが現地12日、インディアナポリス・モーター・スピードウェイの“ロードコース”にて行なわれ、ウィル・パワーが2年連続優勝を達成した。佐藤琢磨は10位、こちらは次戦インディ500の連覇を狙う。