岩谷産業は、水素エネルギー社会の実現を目的に、10月1日付で「水素本部」を新設する組織改正を行うと発表した。
BMWとトヨタは燃料電池システムなどの次世代環境車の開発で提携を結んでいる。多くの開発投資を必要とする次世代技術の開発は、自動車メーカーが単独で進めるのは難しく、ほかにもGMとホンダ、ダイムラーとルノー・日産など、いろいろな提携が結ばれている。
BMWは5シリーズ・グランツーリスモをベースにした燃料電池車のプロトタイプを日本で公開した。日本では、車両の認証のほかに水素タンクの認証の問題などもあって、公道走行はできなかったが、BMWも燃料電池車をクルマとしてまとめ上げていることがはっきりと確認できた。
BMWは、長野県軽井沢町で開催されたG7(先進7か国)交通相会議に合わせ、先進技術担当のエンジニアがドイツから来日し、東京で燃料電池車についてのプレゼンテーションを行った。
24日、G7長野県・軽井沢交通大臣会合に出席した各国の大臣らが、日本ブランドの自動運転車と次世代自動車を試乗した。同乗した自動車メーカーの担当者は、質問攻めで関心の高さを実感したという。
富士経済は、燃料電池システムの世界市場を調査し、その結果を報告書「2016年版 燃料電池関連技術・市場の将来展望」にまとめた。
トヨタ自動車の欧州法人、トヨタモーターヨーロッパは9月13日、フランスで9月29日に開幕するパリモーターショー16において、『FCVプラス』を欧州初公開すると発表した。