「TPP(環太平洋パートナーシップ協定)が大筋合意したことを歓迎します」。10月6日未明、日本自動車工業会の池史彦会長が緊急声明を発表するなど、TPP交渉は、米アトランタで開かれた閣僚会合で参加12か国が大筋合意したという。
米国のアトランタで開かれている環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉が大筋合意に達する見通しだという。参加12か国のTPPは交渉開始から5年、日本の参加から2年が経過してやっと終止符が打たれることになる
中国経済の減速やその影響を受ける新興国の景気低迷など「中国ショック」に対する懸念と国内の個人消費の伸び悩みから、国内企業の景況感は足踏み状態となったという。
きょうから10月、というよりも今年もあと3か月である。過去を振り返ってばかりいては先に進まないが、10年前の10月1日といえば、道路関係の4公団が民営化になった日でもある。つまり、「道路公団民営化10年」というわけだ。