BMWやメルセデスベンツと同じく、ポルシェもカイエン専用にまったく新しい工場を建設した。場所はドイツのライプツィヒ郊外で、オフロ−ドコースやカスタマ−センタ−もある。
ポルシェ初のオフロ−ダ−『カイエン』。ボディはスチ−ルモノコックで、サスペンションには最新のエアスプリングシステムを採用した。
エンジンに関しては、多くが謎に包まれていて、ポルシェ関係者からも漠然とした情報しか得られなかった。しかし編集部では独自のソースから詳細を入手した。
写真からも分かるとおり、『カイエン』はポルシェの伝統であり自慢の『911』を意識してスタイリングされている。それはフロント回りを見るだけでもハッキリ分かる。
この破格な高級オフローダーがライバルとするのは、BMW『X5』の大排気量モデル、メルセデスベンツ『Mクラス』、それにリリースされたばかりのランドローバー『レンジローバー』や発表秒読みのフォルクスワーゲン『トゥアレグ』である。
ポルシェがいままでリリースしてきたクルマの中で、もっとも画期的で注目を浴びるであろう新しいV8オフローダー『カイエン』が堂々誕生した。もちろん、ポルシェが4ドアのロードゴーイングカーをリリースするのも今回が初めてである。
ポルシェ・ジャパンは、正規販売代理店のファミリーが新販売拠点ポルシェ・センター柏をオープン、今月9日から営業を開始すると発表した。ファミリーはポルシェセンター千葉を開設しており、2拠点目となる。
ポルシェの歴史でおそらくもっとも過激な、そしてもっとも大きな話題となるクルマがジュネーブで発表されたV8オフローダーの『カイエン』だ。ポルシェ市販車で初めての4ドアであり、やはり市販車では初めてオンロードスポーツ以外への挑戦だ。