ボンド映画40年の歴史の中で、アストンマーチンはジェームス・ボンドのお気に入りのメイクだ。新作でもアストンマーチン『V12バンキッシュ』がジェームス・ボンドの愛車として登場する。
このところアメリカではフォードがPAG(プレミア・オート・グループ=主にボルボ、ジャガー、ランドローバーなどのヨーロピアンラグジュアリーを扱う部門)を売却するか、なんらかの大幅な変更を行うのでは、という噂が絶えない。
ジャガー『XKR』の「007」スペシャルバージョンが、この秋リリースのジェームスボンドの映画封切りと同時期に発表される予定。あのXKRカブリオがこの映画用に特別にモディファイされて、クルマのチェースシーンなんかの撮影にすでに使われているらしい。
アストンマーチンから新しくリリースされたマーチャンダイズ商品が“きわどい”ということから、その生産をとりあえず断念せざるを得なくなったらしい。クレームを付けたのは親会社のフォード。
イギリスのエンジニリング会社がアストンマーチン『DB7ボランテ』をベースに、特製の4シーターを作るとのこと。標準型DB7ボランテの価格が10万1950ポンド(約1900万円)、それに7万5000ポンド(約1400万円)上乗せすれば、車長15cmを得られるというわけ。
アストンマーチンは世界を代表する高級モデルだが、そのセクシーなアクセサリーの販売も有名だった。これまでプロダクトカタログには、たとえば手錠をモチーフにした貴金属類や、男女双方向けに作られたレザーショーツなどが掲載されていた。
アメリカの超ラグジュアリーモデル、といえばやはりイギリス正統派の流れを汲んだアストンマーチン、ロールスロイスなど。こうしたクルマのアメリカ国内での分布だが、圧倒的に西海岸が多い。
アストンマーチンからまた新しいモデルが登場する予定。もともとミッドシップエンジンのレイアウトを予定していたこのモデル、フロントエンジンに変更して2004年のリリースを目標に、順調に開発が進められている。が、情報の多くはベールに包まれたまま。
22日、新設計の6リットルV12エンジンを積む、アストンマーチン『V12ヴァンキッシュ』の日本発表会が、東京都千代田区の英国大使館で行われた。当日の招待客は、アストンマーチンの顧客やVIPゲストなど。