
岩手日報社がクラウドファンディング部会の事務局を務める、3・11 祈りと絆「白菊」実行委員会(岩崎昭子実行委員長)は、3月11日から延期していた鎮魂と復興の花火「白菊」の打ち上げを7月12日(土)に行うことを決定いたしました。
「白菊」は2020年から毎年3月11日に岩手県釜石市で打ち上げを続けており、今年もクラウドファンディングにより全国からの支援を受けて実現する予定でしたが、大船渡市等で発生した大規模な林野火災を受けて延期を決定しました。岩手県が発令した山火事警戒宣言(2025年2月27日~5月31日)解除後の6月11日打ち上げを目指していましたが、さまざまな状況を鑑みた上での調整の結果、7月12日を打ち上げ確定日としました。
当日は打ち上げ場所付近の釜石市鵜住居町の宝来館では祈りのカフェや釜石市内の児童生徒から寄せられたメッセージ読み上げなど関連行事を実施するほか、SNS(岩手日報buzzアカウント)での打ち上げライブ配信も予定しています。
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■白菊とは■
白一色の花火「白菊」は、シベリアで抑留され現地で命を落とした戦友を弔うために、新潟県長岡市の花火師、故・嘉瀬誠次さんによって作られました。ロシアで打ち上げられたのがはじまりで、その後は長岡空襲があった8月1日や終戦記念日に長岡市内で打ち上げられています。そして2020年からは嘉瀬誠次さんのご子息である嘉瀬晃さんのご尽力で、東日本大震災の犠牲者の慰霊のために釜石市の海岸でも打ち上げていただいています。
【3・11 鎮魂と復興の花火「白菊」打ち上げ】
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M107657/202506130466/_prw_PT1fl_qG9SX9Ob.png】