新型3シリーズのトップモデルとして登場したのが、ニュー BMW ActiveHybrid 3（アクティブ・ハイブリッド・スリー）だ。その心臓部に収まるのは、3.0リットル直列6気筒 BMWツインパワー・ターボ・エンジンと電気モーターを組み合わせたフル・ハイブリッド・システム。加速時には電気モーターが駆動力をアシストすることで、システム・トータルの最高出力は250kW（340ps）、最大トルクは450Nm（45.9kgm）とV型8気筒エンジンに匹敵する数値を達成。0-100km/h加速性能は5.3秒（欧州仕様）を誇る。

また環境性能は4気筒ガソリン・エンジン並みとなり、JC08モード燃費は16.5km/リットルを達成。さらに電気モーターのみで最長3～4km、最高時速75kmでゼロ・エミッション走行が可能なほか、時速80km以上のアクセルオフではトランスミッションが自動的にクラッチを切り、エンジン停止状態で走行できる。まさに「よりクリーンに、よりパワーを。」という環境理念を象徴するモデルだ。