今月始めに開催されたCESを総括してみたい。自動車業界から見た今年のCESは、大きく3つのテーマが明らかになった年であった。
クボタは1月26日に「クボタ新春のつどい」を開催。会場となった京都パルスプラザでは農機やエンジンなどをはじめとしたグループ全体の製品展示もおこなわれた。なかでも注目を集めたのは、GPSを搭載する自動運転農機だ。
パイオニアは1月26日、クラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」を活用したコミュニティバス向けの位置情報通知システムが、岐阜県中津川市が行う実証実験に採用されたと発表した。
STマイクロエレクトロニクスは1月26日、性能とセキュリティ機能を強化したコネクテッドドライビングサービス向けプロセッサ「Telemaco3」を発表した。
デンソーが二つの近未来HMIを開発。その試用レポート
ホンダは1月24日、鳥取県周辺エリアで1月23日から発生している大雪に伴い、鳥取県、岡山県、島根県、兵庫県の一部エリアの「通行可能な道路」の参考情報として、Yahoo!地図に「インターナビ通行実績情報マップ」を公開した。
矢野経済研究所は1月23日、eコクピットの世界市場の調査を実施。その結果を「2016年度版 車載HMI/ドライバモニタリングの将来展望」にまとめた。
国土交通省は、日米欧の自動運転車の基準策定に関するキーマンによる「自動運転の国際的なルール作りについてのシンポジウム」を2月24日に開催する。
米国で2016年5月、テスラ『モデルS』が自動運転モードで走行中、ドライバーが死亡する事故が起きた。米当局の「自動運転機能に欠陥なし」との調査報告を受けて、テスラモーターズが声明を発表している。
今回のCESでは、特にNVIDIAの無双っぷりがとても目立った。アウディとの提携を発表し、さらにボッシュ、ZFとの提携も発表。さらに新しいSoC「Xavier」を発表するなど、そのパワフルかつスピーディーな動きに圧倒される。
米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)は1月19日、テスラ『モデルS』が自動運転モードで走行中、ドライバーが死亡する事故が起きた件について、「自動運転機能に欠陥はなかった」との調査結果を公表した。
1月19日、TomTomはAutonomosを買収したことを発表した。TomTomは今回の買収で自動運転用の高精度地図データ制作のテクノロジーがさらに強化されるとしている。買収額などは公表されていない。
DPTは、愛知県名古屋市に本社を置くエンジニアリング企業。自動車関連では、駆動系ECUやボディ系ECUなど、エレクトロニクスの回路開発・設計・評価はじめ、情報システムでは車載機器の制御・組込系システムの開発を手がけている。
ベリサーブは1月18日、東京ビッグサイトで開幕した「第9回オートモーティブワールド/第9回国際カーエレクトロニクス技術展」に出展した。
日立ソリューションズは1月18日、東京ビッグサイトで開幕した「第9回オートモーティブワールド/第5回コネクティッド・カーEXPO」に出展した。