変わる鉄道運賃の総括原価方式---減価償却費の算定や横並び的経費を見直しへ 1枚目の写真・画像

鉄道 行政
JR名古屋駅の運賃表。
《写真提供 写真AC》 JR名古屋駅の運賃表。
従来の総括原価方式では、例えば事業期間が4年におよぶ設備投資の場合、5年目以降に発生する減価償却費を計上できず、運賃改定を実施しても設備投資に要した費用の回収が遅れる弊害があった。
《資料提供 国土交通省》 従来の総括原価方式では、例えば事業期間が4年におよぶ設備投資の場合、5年目以降に発生する減価償却費を計上できず、運賃改定を実施しても設備投資に要した費用の回収が遅れる弊害があった。
減価償却費の計上見直し案。長期的な工事の際に、工事代金の前払い分や経費などを一時的に処理して、工事完了後に固定資産などに振り替える「建設仮勘定」を含めて原価計算期間を6年まで延長し、設備投資の回収を円滑にする。しかし実績が当初の計画額を下回る可能性があるため、その対応策が課題となる。
《資料提供 国土交通省》 減価償却費の計上見直し案。長期的な工事の際に、工事代金の前払い分や経費などを一時的に処理して、工事完了後に固定資産などに振り替える「建設仮勘定」を含めて原価計算期間を6年まで延長し、設備投資の回収を円滑にする。しかし実績が当初の計画額を下回る可能性があるため、その対応策が課題となる。

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