JR北海道のワンマン電車・737系は5月20日にデビュー…元札沼線用のキハ143を置換え 1枚目の写真・画像

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日立製作所笠戸事業所で製造された737系は2010年に登場した735系以来のアルミ合金製で、前頭部のみ鋼製となっている。2022年11月には最初の2編成(C-1・2編成)が札幌へ輸送され、2023年に入ってから試運転が開始されていた。
《写真提供 北海道旅客鉄道》 日立製作所笠戸事業所で製造された737系は2010年に登場した735系以来のアルミ合金製で、前頭部のみ鋼製となっている。2022年11月には最初の2編成(C-1・2編成)が札幌へ輸送され、2023年に入ってから試運転が開始されていた。
737系のレイアウト。車椅子用スペースと対応トイレはクハ737に設置。フリースペースはクモハが山側、クハが海側。定員はクモハ737が136人(座席49・立席87)、クハ737が133人(座席44・立席89)の合計269人で、キハ143形より1割程度多くなる。
《資料提供 北海道旅客鉄道》 737系のレイアウト。車椅子用スペースと対応トイレはクハ737に設置。フリースペースはクモハが山側、クハが海側。定員はクモハ737が136人(座席49・立席87)、クハ737が133人(座席44・立席89)の合計269人で、キハ143形より1割程度多くなる。
737系のインテリア。2扉車のオールロングシート車となるため、フリースペース(左手)がない側のロングシートは、733系や735系などの既存車よりかなり長くなる。
《画像提供 北海道旅客鉄道》 737系のインテリア。2扉車のオールロングシート車となるため、フリースペース(左手)がない側のロングシートは、733系や735系などの既存車よりかなり長くなる。
車内中央部のイメージ。左手の中央がフリースペース。照明はLED化される。
《画像提供 北海道旅客鉄道》 車内中央部のイメージ。左手の中央がフリースペース。照明はLED化される。
クモハ737の後部車内。苫小牧~室蘭間は客車列車時代の低いホームになっていることから、床面をキハ143形より19cm低くし、乗降口のステップが省略される。
《画像提供 北海道旅客鉄道》 クモハ737の後部車内。苫小牧~室蘭間は客車列車時代の低いホームになっていることから、床面をキハ143形より19cm低くし、乗降口のステップが省略される。
737系に置き換えられ室蘭本線から姿を消すキハ143。2012年10月27日。室蘭本線幌別~富浦。
《写真撮影 佐藤正樹》 737系に置き換えられ室蘭本線から姿を消すキハ143。2012年10月27日。室蘭本線幌別~富浦。
キハ143形は国鉄から承継した50系51形客車のオハフ51を気動車化した車両であることから、客車を意味する「Passenger Car」と気動車を意味する「Disel Car」を組み合わせPDCと呼ばれている。
《写真撮影 佐藤正樹》 キハ143形は国鉄から承継した50系51形客車のオハフ51を気動車化した車両であることから、客車を意味する「Passenger Car」と気動車を意味する「Disel Car」を組み合わせPDCと呼ばれている。
トイレ付きの150番台先頭のキハ143形普通列車。早朝と夜間には札幌でもその姿を見ることができる。
《写真撮影 佐藤正樹》 トイレ付きの150番台先頭のキハ143形普通列車。早朝と夜間には札幌でもその姿を見ることができる。
解体されつつある札沼線非電化区間専用車だったキハ40形400番台(前の2両)。2020年4月12日。
《写真提供 三浦光喜》 解体されつつある札沼線非電化区間専用車だったキハ40形400番台(前の2両)。2020年4月12日。
JR東日本盛岡車両センターに配置されている『SL銀河』用キハ141系。
《写真撮影 草町義和》 JR東日本盛岡車両センターに配置されている『SL銀河』用キハ141系。

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